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本庄混声合唱団近況報告

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御訪問者の広がり…本混HP全国区へ躍進中!


本庄混声合唱団ホームページを訪問される方が増え始めましたので、いくつか御紹介します。東京で活動中の一流劇団の方から「本混が歌った曲の訳詞(ダマ作)を参考にしたい」静岡市の中学校の先生からは「本混が歌ったロシア民謡の伴奏がほしい」などなど。もちろん、即日資料をお送りしました。活動記録やOBとの掛け橋を目指し、「団員募集」のために、本庄市・児玉郡など地元の皆様からの連絡が増えることを期待してスタートしたこのページが、愛唱曲のデータベースとしても活用されるとは、予想外のことでしたが、ますます責任を感じる次第です。今後も全国から寄せられるお便りに励まされて、本来の演奏活動もアクセルを踏み込んでいく必要がありそうです。ただ、第一の目的である「団員募集」については、まだまだ
本来の目的をとげているとは言い難く、いっそうの努力を傾けたいと思います。

  地人会第88回公演 ロバ−ト・アンダ−ソン原作・木村光一訳・演出
 
『歌え、悲しみの深き淵より』10月23日〜11月3日紀伊国屋サザンシアター
  料金/5500円 
チケット御希望の方は御連絡下さい。(ここからメール)

本庄ナーシングホーム訪問コンサート


 2002年9月14日、予定通り本庄ナーシングホーム(上武病院併設老人保健施設)慰安コンサートが行われました。ちょうど敬老の日の前日で、ホームでは定例の「お誕生日会」が行われた後、本庄混声合唱団のステージが始まりました。マイクを使わないナマのコーラス、コンサートの進行などに慣れていらっしゃらないお年寄りの皆様は、初めは拍手するタイミングもつかめず、もじもじしていらっしゃいましたが、いつの間にか本混ムードに巻き込まれて楽しい雰囲気。みんなで歌う場面では手拍子に合わせて大きな声で『リンゴの唄』で盛り上がりました。演奏中は気がつかなかったのですが、テープで聞き直してみると、小學唱歌や「濱千鳥」を、一緒に口ずさんでいる方がたくさんいらっしゃったのです。「故郷」など、歌詞を全部憶えていて、最後まで正しい音程とリズムで歌っておられた方もあり、驚きました。
 後日、ナーシングホームのコンサート担当者である福島様・北原様から次のような丁重なメールを頂戴しましたので、ここに御紹介します。

素晴らしいコンサートをありがとうございました。
昔を思い出し涙ぐんでいる利用者の方々もいらっしゃいました。
時間が短かったので、もっと聞きたいと言っている方もおりました。
また、行事の時にお願いすることがあると思いますので、その時には
是非ともよろしくお願い致します。

 なんと嬉しいお言葉でしょう。決められたスケジュールに合わせて“何となく”歌っていた(決していい加減だったわけではありません。歌うことで精一杯だったのです) メンバーの心にも、暖かいものがこみあげてきました。「本混で歌っていて良かった!」と感じる瞬間です。この感激の体験を次のステージに活かせるよう、本庄混声合唱団は新しい目標に向けてスタートを切りました。悲願の自主コンサートの企画を発表できる日も近いと思います。
 なお、ナーシングホーム・コンサートの曲目と出演者は下記の通りです。

 小學唱歌集 「春の小川」「海」「牧場の朝」「紅葉」「故郷」
 無伴奏大正ロマン童謡 「濱千鳥」「あした」
 みんなで本混と一緒に歌いましょう 「リンゴの唄」
 本混スタイルのポピュラー 「少年時代」「さとうきび畑」
  アンコール 「青い山脈」「さようならみなさま」

 児玉馨・児玉紗野華・小暮栄美・鈴木筆子 Soprano
 天笠佳弥子・関口由美子・高橋文江・間々田かよ子・山地京子 
Alto
 石原栄一・佐藤中・田中学 
Tenor
 高橋民夫・児玉勝・寺島昇一・中園数彦 
Bass (五十音順) 児玉久 Cond.



歌唱指導のダマさん。バックは左から石原君・学さん・佐藤さんの「本混三大テノール」
他の団員はお客様の間に散らばり、何故か三人だけ舞台中央で歌っていました。
学さん、少し太ったかな?(「少しじゃない」との声あり)

 写真は記録用固定カメラで撮ったビデオから学さんが変換したものです。静止画用デジタルカメラも用意してあったのですが、全員ステージに参加したのと「猫の手」として予定していた中学生のSクンが、当日柔道の試合と重なってしまい、カメラマン不在になってしまったのです。歌は苦手でも「本混専属カメラマン」(無給)を引き受けて下さる方、いらっしゃいませんか。ついでに庶務・渉外、会場設営・照明・録音録画の機材運搬からライン引き回しまで、雑用は全て団員が兼任で(実は団長と指揮者が中心で…)こなしています。ディレクターと言うとカッコいいのですが、要するに裏方! それも力仕事(これはずっと中園君が中心)から技術関係まで、力量を発揮でき、団員からもお客様からも感謝されるスバラシイ立場です。機材はマニアックなマイクやDATを中心にして意外にも良いものが揃っていますから、遊んでみたい方も槍貝…いや、やり甲斐がある仕事ですゾ。勿論歌と兼任でも結構。あっ、するとやはり、普通の団員ということか。まァ、いいからいいから。





 現在の本混は、稀に見る人材不足に泣いています。人数が少ない上に一人ひとりは声を持っていない。それでも不思議なことに数の上でのパートのバランスはきちんと取れています。2002年6月の在籍団員は S:3(+1)A:2(+1)T:2(+1)B:3(+1)…(+1)は一時休暇中の予備役!? タリス・スコラーズの指揮者フィリプ・ジョーンズ氏によると「各パート2名が最高のバランス」とのこと。まあ、それは勿論「正しく美しく歌える」メンバーを想定しての話です。しかし、声の貧しさでは本混史上に類を見ない現メンバーでも、充分に練習を積んだ曲に限り、予想もしなかった美しい響きを生み出すことがあるんです。数を頼んで大勢のメンバーが怒鳴りあう時には決して生まれない純正律的なハーモニーが、極々稀れとは言っても鳴り響く瞬間があり、一度でもこれを体験してしまうと、練習を休むわけにはいかなくなる。もしかしたら本混の歴史って、半世紀の間、ずっとこれの繰返しだったのじゃないかと自虐的になっても始まりません。とにかく団員も指揮者も細々とではありますが頑張っています。「継続は力なり」と胸を張って言える日がいつかまた来ることを信じて歌っています。でも棒振りが心身共に少々くたびれてきて、いつまで続くか心配との声もあります。本人は、ときどきつらそうな顔をしながらも「朝比奈隆を見ろ、ストコフスキーを見ろ」(二人とも90歳で現役指揮者だつた)なんて空威張りをしています。栄光の日々を知るOB諸君、ぜひ、力と智恵を貸してやって下さい。マジな話、プロデューサー役が必要です。かつての群響の丸山さんみたいに、歌わなくとも運営や外交を手伝って下さる方いらっしゃいまらんか。勿論無給ですが…

 とにかく練習だけでなく、時々人前で歌わなければダメだけれど、往年のような曲目を並べて定期演奏会を開くには力が足りない。自分たちの勉強を兼ねて何か社会の役にも立ちたい。そこで断腸、いや、団長の学さんがひねり出したアイディア、老人ホーム訪問の出前コンサート! 昨年秋(2001年11月・12月)に、特別養護老人ホーム「安誠園」と福島病院に併設の介護老人保健施設「彩の苑」へ行ってきました。この機会に特別参加して下さった小原夫妻、天笠(旧姓神田)さんや音大受験準備中の寺島君、これだけ揃うと、貧弱だったアンサンブルが元気を取り戻します。新編曲の小学唱歌集、お得意のアカペラ童謡「赤い靴」や「浜千鳥」、ダマ・ソロを加えた「一茶さん」など、喜んでいただけたと自負しています。かつてスクール・コンサートで小学生たちに歓迎された「ボランティアの本混」再現をめざして、これからも歌う機会を増やし、歌心が錆びつかぬよう、磨きをかけたいと思います。

安誠園コンサート PHOTO 安誠園で歌う本混。左端はマッちゃんでもヤギちゃんでもなくてカコです。学さん栄ちゃんの右隣、とても懐かしい顔が見えます。

 御覧のように、最近(と言っても1年も前から)往年の名テナー佐藤中さんが復帰しました。髪の毛は少々淋しくなったけど、ラテン系の高音、首を傾けるポーズなど昔のままです。今年五月には鈴木筆子さんの御尽力で照若町の回覧板に団員募集の広告を挟ませていただいたり、皆、団員獲得のために努力しています。六月に入るとすぐ、佐藤中さんが若い女性(女声の間違い!)小暮栄美さんを連れて来てくれました。中さんお手柄!! 美人が入るとおじさんたちの笑顔が可愛くて、声まで若返るから現金なものです。本混パワー復活の日は近いぞ。一緒に歌ってみたい方、そろそろカムバックを考える卒業生の方、どうぞ御連絡下さい。

 
2001年12月8日、「彩の苑」を訪問した本庄混声合唱団。
「彩の苑」は市内福島病院に併設された介護老人保険施設です。
懐かしい童謡や唱歌で楽しいひときを過ごしていただけたと思います。

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 演奏会曲目記録『どこでもドア』

第1回〜第10回定期演奏会 第11回〜第20回定期演奏会
第21回〜第30回定期演奏会 第31回〜第40回定期演奏会
本混番外地(サマーコンサート他) 本混雑学事典(こぼれ話)


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ENTRANCE(藤岡教会白黒写真) 本庄混声合唱団プロフィール
本庄混声合唱団の歴史 本庄混声合唱団近況報告
団員募集(ぜひ御覧下さい) ダマさんの独り言
機関誌『たどぽうる』傑作選/1 ダマさんの独り言/2(準備中)



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素材提供<彩波の耽美派素材集> http://www.iroha.net/sozai/